【医師が言わない】梅毒の感染経路とそのリスク

近年感染者数が加速度的に増えている梅毒です。
以前は、男性の一定の層だけに蔓延していた病気なのですが、今は男性から女性、女性から男性に感染が増えています。

梅毒は症状のない潜伏期間が長いことから、感染していることに気が付かずに性行為をして感染が拡大していると推測されています。

感染力が強いので、感染者と風呂や温泉、トイレなどを共有することが怖いと思う人も多いです。
では、どのように感染するのでしょうか。
ここでは梅毒の感染経路(感染ルート)について紹介します。
正しく知ることで梅毒は怖くありません。

感染の確率が低い状況


梅毒は、日常の生活で感染するのでしょうか。

梅毒の感染経路:温泉

例えば、感染者と一緒に温泉に使ったり、共同浴場でもしも「知らない人」が梅毒感染者だった場合、感染のリスクはあるのでしょうか?

まず、梅毒の原因となる「梅毒トレポネーマ」という病原菌は人の体のような状況以外では活動ができません。
梅毒トレポネーマが温泉を浮遊し、付着して感染することはまずありません。

梅毒の感染経路:風呂

お風呂も同様で、パートナーや生活を共にする方が仮に梅毒感染者だったとしても、風呂の水を介して感染することはないです。

梅毒の感染経路:トイレ

トイレも不安ですよね、梅毒は性病なので、便に菌が付着しているというイメージも持ってしまいます。
ただ、同様に体外に出てしまうと活動できる環境ではないので、感染リスクは限りなくゼロです。

まあ・・・トイレは他の雑菌も多いので清潔にはしなければいけません。

このように、風呂につかったり、トイレを介してうつることはほぼあり得ません。

よく、医者のコラムなどを見ると「風呂」「温泉」「トイレ」でも感染の可能性があると記載されています。
それは、立場上「絶対大丈夫」とも言えませんし、「1%」と断言することができないからです。

「うつる可能性はゼロではない」ということの意味です。

感染の可能性があって、悩んでいる人には「大丈夫ですよ」と知りたいのかもしれませんが・・・。
可能性でいうとゼロと断定できないものは、限りなく小さいリスクでも専門家からすると、「ゼロじゃない」「感染の可能性がある」という答えになります。

感染の有無を確認するには「検査」しかないです。

感染の確率がある状況

性行為以外の日常の生活で感染する確率があるのは、キスや皮膚の接触です。

梅毒の感染経路:唾液

唾液にも梅毒の菌は存在します。
またくちびるなどの粘膜は侵入に弱く病原体が入り込みやすくなっています。

感染している人のくちびる等に「梅毒」の病変部分がある場合はキスでも感染します。
箸の使いまわし、コップの使い回しもリスクがあります。

梅毒の感染経路:皮膚の接触

皮膚に傷のある状態での愛撫などでも感染します。

ただ、感染者の皮膚に傷があることはわかりやすいので、性行為に発展する前に気が付くことができます。
風俗で、嬢が体を洗ってくれるのは、性病の確認の時間でもあります。

怪しい発疹は直接の接触を避けましょう。

梅毒の感染経路:看護現場の血液事故

血液の事故も稀にあります。

梅毒の菌は血液中に潜んでいます。
もちろんそれ以外の様々な菌がいるので、看護現場では細心の注意が払われています。

唾液、血液などの体液の直接接触は感染の危険があるので注意が必要です。

危険!梅毒の感染経路

もっとも怖い感染経路は性行為です。

1回の性交で感染するリスクが高いです。
梅毒トレポネーマは、性行為によって接触した粘膜や皮膚の小さな傷などから侵入します。

感染力も強く、確率はわかりませんが15-30%という表記を見ることが多いです。
※ 接触の時間や傷の大きさ等で変わってくるためあくまでも可能性という数字です。

口内や、傷つきやすい直腸は感染しやすい箇所なので、性器以外の場所も注意が必要です。

最後に

梅毒の感染経路のほとんどは性行為です。

日常の生活で感染することは、ゼロではないけど、限りなくゼロに近いです。
怪しい相手との行為がある場合は感染の可能性があるので注意しておきましょう。

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